S4+P4ライン導入で全自動化!30人作業がたった1人で実行可能になった事例

 

 

今回は、サルバニーニFMS(S4+P4)ラインを導入した中国企業の事例をご紹介いたします。

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1998年に設立した中国のズーチェングループ。

アジア市場を中心にドア製品を製造する当社ですが、

かつて30人のスタッフを必要としていた加工工程を抜本的に改革した結果、

今ではたった1人のプログラマーで生産できるようになりました。

果たして彼らは、どのような改革を行ったのでしょうか?

 

 

オペレーターの技術レベルに依存し、製品品質にばらつきが生じていた従来の加工工程


 

ズーチェングループは1998年に設立された中国企業で、

アジアにおいてあらゆる種類のセキュリティドアを生産しています。

ズーチェングループとズーチェンインダストリアルは合わせて年間300,000ものドアセットを生産しており、

その収益は年間約40億元(72億円)にもなります。

 

私たちの主要製品のひとつは手術室など医療施設に使われるドアや気密ドアで、

これらのドアは高さ2~3.8m、幅1~1.6mほどの大きさになります。

もう一つのターゲット市場は超大サイズの防火扉で、製品サイズは高さ2m~4.6m、幅1m~5mにもなり、

このサイズは中国で生産される防火扉のうち最も大きなサイズになります。

また、私たちは将来、ドアと壁の統合が市場におけるトレンドになると考えており、

ドアと鋼製壁も共に生産していますが、

はじめの設計から現場への据付に至るまでの全工程を一貫して行っています。

 

私たちは当初、従来の生産工程を踏襲し、

成形加工を伴う単独でのパンチング・スタンピングを行っていました。

後に、CNCタレットパンチングマシンや曲げ加工用のプレスブレーキに切り替えましたが、

これらの伝統的な製造プロセスはオペレーターそれぞれの技術レベルに依存します。

従って、安定した品質の製品を作るためには熟練オペレーターが不可欠になりますが、

曲げ工程で生じたミスは修復できないため、どうしても製品品質にばらつきが生じていました。

そんななか導入したサルバニーニのFMSラインは完全自動生産で、全体の製造工程を安定させ、

さらに生産効率と機械の正確性の向上ももたらしました。

 

30人作業がたった1人で可能に!完全自動化システムの導入


 

サルバニーニのおかげで私たちが得た最も明らかな利点は、人件費の削減です。

かつては各工程に15人のスタッフが必要であり、

全てのパンチング・曲げ工程において合計30人のスタッフを2つのシフトで運用しなければなりませんでした。

そのときにかかっていた人件費は年間平均180万元(3240万円)でした。

しかし、サルバニーニFMSラインを導入した後、

必要なのはプログラミングを行うエンジニアたった一人だけとなり、他の工程は全て自動化されました。

 

2つ目の利点は生産スピードの大幅アップであり、

これはサルバニーニ社の提供する非常に柔軟性の高い製造システムによるものです。

金型の作成が一切不要になったことで、製品にさらなる付加価値をもたらしたのです。

これらの理由から、当社は毎年300~400万元(5400~7200万円)の利益を得ています。

 

初めのFMSラインは2000年に導入しましたが、20年間問題なく稼働し続けています。

同じ時期に韓国やアメリカから輸入した機械は、すでに生産工程から排除しています。

サルバニーニは私たちが唯一20年間使い続けているメーカーなのです。

その間、一度移設したこともありましたが、

サルバニーニFMSラインは常に安定して高品質な加工を行っており、

今までのところごくわずかな問題があっただけです。

製品サイズの精確性は0.1mm以内に収めされており、私たちは市場でも常に高い評価を得ています。

 

企業の継続的発展・成長と共に、私たちは顧客からの大幅な需要増大に直面しています。

私たちが設備調達を実行する際、サルバニーニは常に私たちのファーストチョイスです。

また、サルバニーニは長年にわたって機械の性能を絶え間なく改良し続けています。

 

2020年、私たちはもう一台のFMSラインを購入しました。

こちらも購入してから2年ほど経ちますが、安定して稼動しています。

 

インダストリー4.0時代において、市場はこれまでより更に専門的でスマートな製品を求めています。

私たちは、今後もサルバニーニとのパートナーシップを長く続けられることを楽しみにしています。

 

 

サルバニーニは、常に

私達のファーストチョイスです!

 

 

 


 

 

 

いかがでしたでしょうか?

このようにして、ズーチェングループはFMSを導入したことにより、

1.一貫した高い製品品質

2.生産工程の安定化

3.生産効率の向上

4.機械の精確性の向上

5.人件費の大幅削減

と、5つものメリットを得ることができました。

そして1機目は20年以上稼動しており、今は2機目も導入頂いたということで、

更に大きなアドバンテージを得て成長し続ける企業となっています。

皆さんの工場でも、サルバニーニシステムで自動化して多くのメリットが得られるようご提案致しますので、

ぜひいつでもお気軽にお問合せください!

 

 

 

 

 

 

 

インタビュー全文はこちら↓

 

 

チャンチュンズーチェングループは1998年に設立されました。

テクノロジーを基にした製造業者として、ズーチェンはその強力な生産キャパシティと進化した生産設備を組み合わせることで、アジアにおいてあらゆる種類のセキュリティドアを生産できる会社となっています。

ズーチェングループは40,000㎡もの土地を所有し、年間100,000ものドアセットを生産することができます。

ズーチェンインダストリアルは100,000㎡の土地を持ち、年間200,000ものドアセットを生産できます。

これら2社を合わせた年間収益は約40億元(72億円)にもなります。

 

私たちは商用ドアを主な市場としています。

私たちは商用ドアを医療用のドアと建築用のドアに分類しています。

手術室など医療施設に使われるドアや気密ドアが主要製品です。

これらのドアは、高さ2m幅1mから高さ3.8m幅1.6mほどの大きさになります。

もう一つのターゲット市場は超大サイズの防火扉で、製品サイズは高さ2m幅1mから高さ4.6m幅5mにもなります。

このサイズは中国で生産されるうち最も大きな防火扉のサイズになります。

 

最近では、私たちは顧客にドア製品だけでなくソリューションも提供しております。

私たちは将来、ドアと壁の統合が市場におけるトレンドになると考えています。

従って、私たちはドアと鋼製壁も共に生産しています。

はじめの設計から現場への据付と最終生産に至るまで、全工程を一貫して行っています。

 

私たちは当初、伝統的な従来の生産工程を踏襲し、成形加工を伴う単独でのパンチング・スタンピングを行っていました。

後に、CNCタレットパンチングマシンや曲げ加工用のプレスブレーキに切り替え、板金加工工程はこれらのマシンを基にしています。

しかし、これらの伝統的な製造プロセスはオペレーターそれぞれの技術レベルに依存します。

安定した品質の製品を作るためには熟練オペレーターが不可欠になります。

 

曲げ加工で生じたミスは修復できないため、製品品質にばらつきが生じます。

サルバニーニのFMSラインは完全自動生産で、全体の製造工程を安定させ、生産効率と機械の正確性の向上ももたらしました。

サルバニーニが私たちにもたらした最も明らかな利点は、人件費の削減です。

かつては各工程に15人のスタッフが必要であり、全てのパンチング・曲げ工程において30人のスタッフを2つのシフトで運用しなければなりませんでした。

そのときにかかっていた人件費は年間平均180万元(3240万円)でした。

サルバニーニFMSラインを導入した後は、必要なのはプログラミングを行うエンジニアたった一人だけとなり、他の工程は全て自動化されました。

2つ目の利点は生産スピードの大幅アップであり、これはサルバニーニ社の提供する製造システムが非常に柔軟性の高いものだがらです。

金型の作成が一切不要になったことで、製品にさらなる付加価値をもたらしたのです。

これらの理由から、サルバニーニによって毎年300~400万元(5400~7200万円)の利益を得られています。

初めのFMSラインは2000年に導入しましたが、20年間問題なく稼働し続けています。

同じ時期に韓国やアメリカから輸入した機械は、すでに生産工程から排除しています。

サルバニーニは私たちが唯一20年間使い続けているメーカーなのです。

その間、一度移設したこともありましたが、

サルバニーニFMSラインは常に安定して高品質な加工を行っています。

今までのところ、ごくわずかな問題があっただけです。

 

製品サイズの精確性は0.1mm以内に収めされており、私たちは市場でも常に高い評価を得ています。

アフターせールスサービスも非常にプロフェッショナルで適時提供されています。

企業の継続的発展・成長と共に、私たちは顧客からの大幅な需要増大に直面しています。

私たちが設備調達を実行する際、サルバニーニは常に私たちのファーストチョイスです。

また、サルバニーニは長年にわたって機械の性能を絶え間なく改良し続けています。

2020年、私たちはもう一台のFMSラインを購入しました。

こちらも購入してから2年ほど経ちますが、安定して稼動しています。

インダストリー4.0時代において、市場はこれまでより更に専門的でスマートな製品を求めています。

私たちは今後もサルバニーニとのパートナーシップを長く続けられることを楽しみにしています。

 

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