導入背景
筐体、扉、パネル等の製作をメインで行っていますが、工場が狭いためプレスブレーキでの複数台対応が難しく金型交換が多発していました。
そのため筐体t1.6パーツと扉t2.3パーツをキットごとに製作をしたいにも関わらず、パーツごとの製作になってしまっていました。
またプレスブレーキで60㎏もある扉を連続で曲げる作業を繰り返すと、作業者が腰を痛めてしまい、その負担の大きさが課題でした。
導入効果
工場スペースの有効利用のためブランキング設備とパネルベンダーをライン化し、省スペースで効率の良い生産が可能になりました。
ブランク工程から曲げ工程までキットでのライン生産ができることで生産効率が約2倍にもなり、またパーツを探して集める時間が1日約2時間ったのが、0時間となりました。
また後工程で使用するパーツが以前は散乱していましたが、その都度用意できるため作業場もすっきりと整理整頓出来ました。
作業者の負担問題に関しても、板金折り曲げ機械導入後は、人員の人数はそのままで、重量物をプレスブレーキで曲げる割合が約80%も減少しました。