生産性の高い機械を導入することで、見込生産制から受注生産制へと会社の体質を変えた事例

導入背景


当初、他メーカーのパネルベンダーを使用しており、プレスブレーキで加工するよりも効率的に生産をしておりました。しかし製品種類が増え、以前のような大量納入の必要がない状況になりつつありました。

この工場では繁忙期には生産体制を2シフト+残業にて対応し、見込生産にて受注がまだなされていない製品も加工しておりました。当然の事ながら受注が出来なかった製品はそのまま何か月も倉庫へ眠っており倉庫を借りているコスト、輸送にかかるコスト、管理するコストは非常に負担となっておりました。
時代の流れから以前より生産数は同じでも利益が減少している状況となっており、生産工程の改革と従業員の意識改革が急務の状態でした。

導入効果


パネルベンダーは製品ごとの寸法へ約6秒で押さえ金型の長さが変更でき、他メーカーで約1分20秒かかっていた生産が約45秒で加工可能となったため、従来の見込生産でのロット生産をやめ、受注対応型生産へと切り替えることができました。
今では「必要なものを必要な時に必要なだけ生産する」という考えが当たり前となっており、それに基づいて設備機械を選択するような会社へと生まれ変わりました。

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