今回は、オーストリアの板金加工会社、Terschl社によるP2導入事例をご紹介致します。
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Terschl社は1984年創立で家族経営の板金加工会社。
12台のプレスブレーキを持ち、うち4台はロボット付き、2台は自動金型交換機能付き。
設備も豊富で、そのままプレスブレーキを自動化していくかと思われた当社ですが、
なぜパネルベンダーへの移行を決めたのでしょうか?
それでは早速、下記よりお読みください。
P2導入で売上倍増、社員も新たに25名増員。大きな1歩を踏み出したTerschl社
Terschlは1984年に設立した、昔ながらの板金加工会社です。
現在85名の従業員がおり、年間4,000トンの板金とチューブを加工しています。
レーザー部門は24時間、週7日、ほぼ1年365日稼働しており、
曲げ加工では年間35,000人時の工数をこなしています。
そんな当社ですが、過去2年間の投資で高度な自動化を実現したおかげで、
新たに25名の社員を雇うことができ、売上もなんと2倍になりました。
オーストリアのほぼすべての家庭で、当社製の部品を何かしら見かけることができると思います。
あらゆる業界向けに製品を供給していますが、
現在の主な市場はバイオマス、インバーター、ヒートポンプなどの大体エネルギーです。
原材料から表面仕上げまで、全ての製造工程を自社で行うために豊富な機械を保有し、
経験豊富な社員、高度な自動化、最先端の製造技術により常に競合他社より一歩先を行く、
パ―トナー企業からも信頼されるサプライヤーであると自負しています。
私達は新しいチャレンジを恐れず、
お客様のためにあらゆる問題を解決できる自信があります。
プレスブレーキからパネルベンダーへの転換で製品に付加価値を
サルバニーニを導入する以前から、曲げ加工の設備は非常に充実していました。
12台のプレスブレーキがあり、そのうち4台はロボット付き、2台は自動金型交換装置付きでした。
私たちは、すでに所有している機械を強化するか、
それとも新しい市場へ新しい一歩を踏み出し、
サルバニーニでパネル曲げ加工に移行するかを検討しました。
最終的にはお客様に付加価値を提供するために従来の曲げ加工をやめて、
後者の選択肢を取りました。
そしてその結果、
最小限の設置面積で最大限の生産量を確保できるようになったので、
スペース不足の問題も同時に解消することができました。
さらに、私達は3Dレーザー溶接を以前からずっと使用しているのですが、
上流のサルバニーニ社製パネルベンダーは高精度で曲げギャップが少ないため、
この作業に最適でした。
パネルベンダーは、現場社員から多くのプレッシャーを取り除いてくれ、
生産量は大幅に増加し、
さらに以前は不可能だった曲げ加工ができるようになったのです。
生産性向上・スペース不足解消に加えて熟練工不足も解決
さらに、もう一つ重要な利点があります。
私達は熟練したオペレーターの不足に直面していますが、
パネルベンダーは誰でも簡単に扱えるということです。
一度プログラムが作成されれば、
経験の浅いオペレーターでも問題なく連続生産ができるようになります。
サルバニーニのパネルベンダーを使用することで、
小ロット生産の問題をゼロにすることができました。
この機械は自動的に押え金型を調整するので、
どんなバッチでも生産することが可能です。
またロボットベンディングセルと比較したP2のもう一つの大きな利点は、
より小さな設置面積で2倍~4倍の生産が可能であることです。
このようにして、私たちは意識的にサルバニーニを選びましたが、
それは私達が常に最先端の技術を求めていたからであり、
その結果、世界のマーケットリーダーに頼ることにしたのです。
もちろん、機械の機能や仕様に加えて、
サービスサポートやスペアパーツの可用性も、
私たちにとっては少なくとも同じくらい重要なことです。
この点で、サルバニーニは世界的な評価を得ています。
最初から、サルバニーニの対応はプロフェッショナルで、なおかつとても友好的でした。
私たちの問題を解決するのに適したシステムを、非常に短い期間で見つけることができました。
サルバニーニを選んだのは、私たちのスタートアップを支援し、
コンサルティングやサポートを受けられるパートナーを探していたからです。
P2は、パネル曲げの世界に参入するための理想的な機械です。
現在、1交代制で稼働していますが、ブランクに追いつくことができません。
この問題が解決され次第、別のシステムへの投資を検討しています。
熟練工の不足にも悩まされているので、今度は全自動にする予定です。
サルバニーニと一緒にこの道を歩むことは、私たちにとって正しい決断でした。
もし今日、「もう一度サルバニーニを選ぶか」と聞かれたら、
間違いなく「イエス」と答えるでしょう。
もし今日、「もう一度サルバニーニを選ぶか」と聞かれたら、間違いなく「イエス」と答えるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今回はP2の導入事例のご紹介でした!
長年プレスブレーキを使用していると、
パネルベンダーに切り替えるのはなかなか難しく思えるかもしれません。
しかし、これからの将来を見据えてパネルベンダーに転換している企業は、
海外はもちろん日本国内でも増えてきています。
Terchl社がパネルベンダー1台導入してから自動化を進めると決めたように、
徐々に段階を経ながらでもふさわしい自動化を見極めていくことが重要だと感じました。
うちでは難しいんじゃないか?とお思いのお客様も、
ぜひ一度お気軽にお問合せ頂き、お悩みやお話をお伺いし、
お客様にとってのベストを一緒に考えていければと思います。
それでは皆様からのお問合せ、いつでもお待ちしております!
インタビュー全文はこちら↓
テルシュルは、私の父ウォルフガング・テルシュルが1984年に設立した、昔ながらの金属加工会社です。
長年にわたって当社は成長を遂げ、金属製造の分野でフルサービスを提供する企業になりました。
当社の強みは、お客様のために金属加工の全範囲を自社で扱っていることです。
レーザー切断、曲げ加工、部品の溶接、チューブ加工、3D設計、機械加工などが含まれます。
また、完全な組み立てサービスも提供しています。
現在、約85人の従業員で年間4,000トンの板金とチューブを加工しています。
レーザー部門は24時間、週7日、ほぼ1年365日稼働しています。
曲げ加工の分野では、現在、年間約3万5,000人時の工数をこなしています。
高度な自動化と過去2年間の投資のおかげで、新たに25人の社員を雇うことができ、売上高も2倍になりました。
ほとんどすべての家庭で、テュルシュル社製の部品を何かしら見つけることができます。
私たちはあらゆる業界向けに製品を供給していますが、現在の主な市場は、バイオマス、インバーター、ヒートポンプなどの代替エネルギーです。
原材料から表面仕上げまで、すべての製造工程を自社で行うために、豊富な機械を保有しています。
ノウハウや知識はすべて社内に蓄積されています。
経験豊富なスタッフ、高度な自動化、最先端の製造技術により、私たちは常に競合他社より一歩先を行き、パートナー企業からも信頼されるサプライヤーとなっています。
ファミリー企業として、私たちは最高のチームを作り上げてきました。
私たちは、新しいチャレンジに恐れず、お客様のためにあらゆる問題を解決する準備ができています。
サルバニーニを導入する以前から、曲げ加工の設備は非常に充実していました。
12台のプレスブレーキがあり、4台はロボット付き、2台は自動工具交換装置付きでした。
私たちは、すでに所有している機械を強化するか、それとも新しい市場へ新しい一歩を踏み出し、サルバニーニでパネル曲げ加工に移行するかを検討しました。
最終的には、お客様に付加価値を提供するために従来の曲げ加工をやめて、後者の選択肢をとることにしました。
最小限の設置面積で最大限の生産量を確保できるようになったので、スペース不足の問題も同時に解消することができました。
さらに、私達は3Dレーザー溶接を以前からずっと使用しているのですが、上流のサルバニーニ社製パネルベンダーは高精度で曲げギャップが少ないため、この作業に最適でした。
パネルベンダーは、現場社員から多くのプレッシャーを取り除いてくれました。
生産量が大幅に増加し、さらに以前は不可能だった曲げ加工ができるようになりました。
しかし、もう一つ重要な利点があります。私達は熟練したオペレーターの不足に直面していますが、パネルベンダーは簡単に扱えるということです。
一度プログラムが作成されれば、経験の浅いオペレーターでも問題なく連続生産ができるようになります。
サルバニーニのパネルベンダーを使用することで、小ロット生産の問題をゼロにすることができました。
この機械は自動的に曲げ金型を調整するので、どんなバッチでも生産することが可能です。
ロボットベンディングセルと比較したP2のもう一つの大きな利点は、より小さな設置面積で2倍~4倍の生産が可能であることです。
このようにして、私たちは意識的にサルバニーニを選びましたが、それは私達が常に最先端の技術を求めていたからであり、その結果、世界のマーケットリーダーに頼ることにしたのです。
もちろん、機械の機能や仕様に加えて、サービスサポートやスペアパーツの可用性も、私たちにとっては少なくとも同じくらい重要なことです。
この点で、サルバニーニは世界的な評価を得ています。
最初から、サルバニーニの対応はプロフェッショナルで、なおかつとても友好的でした。
私たちの問題を解決するのに適したシステムを、非常に短い期間で見つけることができました。
サルバニーニを選んだのは、私たちのスタートアップを支援し、コンサルティングやサポートを受けられるパートナーを探していたからです。
P2は、パネル曲げの世界に参入するための理想的な機械です。
現在、1交代制で稼働していますが、ブランクに追いつくことができません。この問題が解決され次第、別のシステムへの投資を検討しています。
熟練工の不足にも悩まされているので、今度は全自動にする予定です。
サルバニーニと一緒にこの道を歩むことは、私たちにとって正しい決断でした。
もし今日、「もう一度やるか」と聞かれたら、間違いなく「イエス」と答えるでしょう。