導入背景
完全オーダー生産品と標準生産品の生産ラインを分けて生産を実施していました。
以前は金型自動交換付き機械にて生産していましたが、全体生産品の3割程度で1枚当たりの加工時間は2分30秒かかっていました。
それに加え、製品精度にも不安があり製品の化粧面パーツに品質不良が起きる場合がありました。
また加工精度も厳しい条件が課せられており、製品の底寸法が材料制度に影響され組みたて時間も調整に時間がかかることが多々ありました。
導入効果
パネルベンダーに変えることで、元々使用していた加工機で2分30秒かかっていた生産が約45秒に短縮することができました。
加工時間が3分の1強に短縮されたことによる、曲げ工程時間が短縮され、定時間内での生産量を増やすことができました。
また、パネルベンダー加工後の溶接工程で角度精度・寸法精度ともに高く、溶接作業時間の短縮にも寄与しています。
曲げ工程だけではなく、そのあとの工程の時間短縮にもつながり導入することで生産量を劇的に向上させることができ満足です。