7月・8月と2回連続で
MF-TOKYO2023出展レポートをご紹介して参りましたが、
今回は同じくMF-TOKYOで動画サンプル展示をしていた
レーザー自動化システムについてご紹介致します。
この度はパネルベンダーP1+ハンドリングロボットの実機展示が
目玉ではありましたが、
ブース内にファイバーレーザー加工機の自動化システムについても
動画説明のコーナーを設けたところ、
予想以上に多くの問合せを頂きました。
やはり、未だかつてない人手不足に皆様が悩まれ、
レーザー加工機の自動化を検討されているのだな、
と身をもって実感致しました。
サルバニーニ = パネルベンダーのイメージをお持ち頂いている方が
多いと思いますが、
実はファイバーレーザー加工機を業界で一早く販売したメーカーも
サルバニーニなのはご存知でしょうか?
「パネルベンダーを開発したメーカーがファイバーレーザー?」
と驚かれますが、
ファイバーレーザーの能力に一早く着目し、
パネルベンダーで蓄積した高い生産性と自動化技術を基に
独自のファイバーレーザーシステムの開発を進めて来ました。
そこで今回は、
サルバニーニのファイバーレーザーL3・L5において
最大の強みの一つである、
自動化システムを紹介させて頂きます。
レーザー加工機の自動化システムと聞くと
「レイアウトが大きくて、うちの工場には入らないよ…」
と思われるかもしれませんが、
L3・L5の最小自動化システムは、
機械実寸が僅か10m×6mに収まるコンパクトサイズです。
設置面については、
下図の通りなんと3面(① ② ③)での設置が可能です。
①= レーザー加工機本体
②=上部:素材棚/下部:パレットチェンジャー
③ = 材料リフト
システム全体の外観図 真上からの設置図
他社の自動システムの場合、
②の奥側に④(素材パレット置き場)が必要となり、
合計4面が必要ですが、
サルバニーニの最小自動化システムは合計3面で納まる為、
③ のスペースが不要となり、
自動化システムでの最難点である機械実寸での奥行きを
最小限(6m)に留める事ができます。
この様に、
弊社のL3・L5はレーザー自動化システムにおいて業界最小クラスとなり、
これまでサイズの問題で自動化を諦めていたお客様も、
弊社のシステムを知って本格検討頂くケースも多いです。
実際にMF-TOKYOのブースでもレイアウトをご紹介したところ、
非常に興味を持って頂き商談に繋がっている実例もございます。
展示会にご来場頂いた方もそうでない方も、
弊社のレーザー自動化システムについてご興味・ご質問があれば
ぜひお気軽にお問合せ頂ければと思います!
というわけで、
今回のコラムはレーザー自動化システムのご紹介前編でした!
そして次回後編は、
未だかつてない人手不足時代に対し、
更に自動仕分け装置を追加した
完全自動のファイバーレーザーシステムをご紹介させて頂きます。
どうぞお楽しみに!