導入背景
車の機種により形状が多岐にわたるためプレスブレーキでの金型交換の頻度が多く、金型段取りを減らす為に必要数1枚に対し次週、次次週のパーツも同時に加工していました。
その結果、仕掛在庫の量、保管場所のスペースが多くなり、しかもムダに作りすぎた在庫は移動時にキズ等が付くことも多く、不良在庫となり無駄となっていました。
1台の機械と1つの金型で板厚、材質、材料サイズに関係なくワンストップ加工が出来る板金折り曲げ機械に魅力を感じました。
導入効果
金型段取り時間0秒で加工できるため、工程指示通り必要な枚数を必要なタイミングで曲げ加工する事を徹底することができ、生産時間と作りすぎの無駄が大きく減少しました。
こうして無駄な在庫を持つ必要がなくなったため、保管場所は不要となり、不良在庫もなくなり、次工程で使用する製品を探す時間も省くことが出来ました。
また、この板金折り曲げ機械により製品の品質が向上し、組み立て時間の時間が大幅に減少しました。
さらに、この板金折り曲げ機械での生産は掃除対応可能の為、作業者のストレスが減り工程の切り替えがスムーズにいくようになりました。
これらの製品・作業・時間・場所などの様々な無駄の徹底排除により、変動費が大きく抑えられるようになりました。