
プレスブレーキ
機械フレーム下部に固定された型(ダイ)に昇降する型(パンチ)を押し込むことによって加工を行います。
この時、応力は曲げ中心部に発生します。

パネルベンダー
素材の上下をブランクホルダーで固定し、上下に動く曲げブレードで側面から曲げを行います。
このため、応力は側面に発生します。
曲げ加工
マニュピュレーターが、素材の曲げ部分を素早く正確に、プレスの前まで移動させます。
ブランクホルダーは素材をしっかりと掴むので、ブレードは高速且つ連続的に上曲げまたは下曲げを行うことができます。
- 下曲げ
- 上曲げ
- ヘミング






特徴
プレス

プレスはサルバニーニ製P4パネルベンダーの機能的心臓部となります。
構成部分:
- ブランクホルダーツール(1)
- 2つの万能曲げツールが備わったブレードホルダー(2):上刃(2a)及び下刃(2b)
- 曲げ加工中、素材をしっかりと掴むカウンターブレード(3)
万能曲げツール
万能曲げツールはセットアップ時間が不要で、自動的にパネル形状に適応します。
そのため、オペレーターにとって安全であり、生産性を保証します。
自動位置決め
切り欠きを優先して素材の位置決めを行います。
それにより位置決めエラーをなくし、より無駄をなくします。
パンチや切断誤差が一回目の曲げで補正されます。
- ガイドピン位置決め
- 切欠きで位置決め
- 素材のセンタリング



自動ブランクホルダー
ABA(Automatic Blankholder Adjustment)ブランクホルダーは曲げる素材の寸法に応じて形状や長さを自動的に変え、あらゆる曲げを可能にします。
- ブランクホルダーツールの組み換えはマスクドタイム内に行うので、サイクルタイム中のセットアップ調整時間はゼロとなります。
- オペレーターは素材を搬入装置にセットし、曲げ加工後に取り上げるだけです。
- ブランクホルダーツールの形状では最大55mmまでの内曲げが可能です。

CLA
CLAツールは曲げ辺より短い部分曲げを曲げるために使用されます。
長さはモジュール式で、上向きタブを加工するのに役立ちます。



ソフトウェア
有用性
僅かなクリックで正確なコスト/製品数を計算
正確な生産コストを試算することによりサルバニーニシステムが作り出す価値を実感して頂けます。
限定された機械においてだけでなく、サルバニーニ製機械すべて(例:カッティング、ベンディング)を通して生産されるパーツのコスト試算についても重要視しています。
EDIT.P4 2.0
パネルベンダー用のよりパワフルなプログラミングソフトウェアです。
P4、P2lean、P1モデルに適したパッケージソフトウェアで、以下のソフトウェアを含みます。
1)EDIT.P4 対話型エディター
- ABS曲げ
- P4Projシミュレーションのためのファイル作成
2) SimulP4 シュミレーター
SimulP4はEDIT.P4によって生成されたABSシミュレーションを含むすべてのプログラムのシミュレーションをおこない、機械によってパネルがどのように加工されるかを確認します
3) METALSTUDIO.3D CADソフトウェア
METALSTUDIO.3Dは、事務所で使用するための3D CADです。
- Edit P4へパネル定義を直接出力
- 3D SAT 図面の取り込み
- パネルの3D SAT図面の2D展開
- オプションとして3D STEPやIGES図面の取り込みも可能
※3D図面用ツールも別途トレーニング受講により利用可能です。





