皆さん、こんにちは!
今回のコラムでは、
パネルベンダーP4の自動金型クリーニングオプション【PSE】について
ご紹介いたします!
パネルベンダーP4をご提案する際には必ず含まれるスタンダードなオプションですので、
ぜひご覧いただければと思います。
それでは、以下より早速お読みください!
【PSE】曲げ刃清掃潤滑装置をご紹介
サルバニーニのパネルベンダーには、
曲げ刃(上下)および押え金型を自動で潤滑および清掃(クリーニング)
が出来るオプションがあります。
PSEと呼ばれるオプションで、
潤滑油を曲げ刃に塗布すると同時に押え金型の裏側をブラシ清掃できる
自動補助クリーニング装置です。
【PSEのメリット】
メッキ鋼板を連続加工すると、
素材表面の皮膜がパネルベンダーの曲げ刃に蓄積する事で、
製品への曲げ傷を誘発し易くなり、
結果的に製品の歩留まり悪化に繋がります。
そこで、PSEを搭載し自動で補助クリーニングを行う事で
これらのトラブルを未然に防ぎ易くなります。
【クリーニングの流れ】
・下図の通り、素材の搬入・加工後の製品搬出を行う移送機構にPSEが搭載されます。
・上図の赤丸部が開く事でクリーニング装置が準備され、
移送機構が動作する事によりクリーニングを行います。
移送機構は素材の搬入・加工後の製品搬出を同時に行い、
またその動作にPSEが連動する為、
クリーニングを行う無駄な時間が発生しません。
・下図の通りPSEには潤滑油が染込んだスポンジが付いており、
曲げ刃に蓄積した素材の皮膜を拭き落としながら曲げ刃を潤滑させます。
また、PSEにはスポンジだけでなく押え金型の清掃用ブラシも付いている為、
曲げ刃の潤滑と同時に押え金型の裏側に異物が付着している場合、
ブラシで払い落とす事も可能となります。
この様に、サルバニーニのパネルベンダーは、
日々の清掃メンテナンスに加え、
自動補助クリーニング装置PSEを搭載できることにより、
パネルベンダーの加工において重要な曲げ刃および押え金型を
より万全な状態に保ち易くすることが可能です。
以上、いかがでしたでしょうか??
PSEは他社にはないサルバニーニ独自の機能となりますので、
加工性だけでなく、メンテナンス性においても、
パネルベンダーのリーディングカンパニーとして
皆様のお役に立てれば幸いに存じます。
PSEの詳しい動きを把握されたい方は、
動画もございますので、是非とも弊社までお問合せ頂ければと思います!
それでは、是非次回もお楽しみにお待ちください!