目次
長尺ドアフレームの板金を30秒で自動加工
長尺の板金加工は扱いが難しく、プレスブレーキで加工するためには熟練者のノウハウが必要になります。
素材がゆがまないように折り曲げる必要があり、材料の扱いに気を付けながら、P曲げ、L曲げ、U曲げといった板金加工をする必要があります。
近年、こういった長尺物の板金加工を自動化している板金加工業が多く、自動化することで品質を安定させ、熟練者に依存せず曲げ加工を連続して行っています。
ステンレスのR曲げを自動化
ステンレスのR曲げは板金加工にとってよく行われている曲げ加工です。
しかし、誰でもできる加工ではなく、熟練工や技術を持ったスタッフの力を借りてプレスブレーキで曲げ加工を行っている板金加工業の方も多いかと思います。
このR曲げを効率化し、誰でも同じ品質で素早く加工することが板金加工にとって生産性を決める重要なポイントですが、パネルベンダーを活用してR曲げを自動化している企業が増えています。
複雑な形状の本棚を134秒で板金加工
棚の板金加工をロード・アンロードのみで品質を落とさず自動化
棚のように細かい曲げ加工が必要なワーク(製品)は人手に頼って板金加工しており、多くのお客様から「うちの棚は自動化できる?」といったお問合せが多くなっています。
プレスブレーキで曲げ加工をしていた「棚」をパネルベンダーで実際に自動化した様子をご紹介します。
パネルベンダーを活用して「ワークの出し入れのみ」に曲げ加工を自動化し、品質を下げずに生産性をアップしている様子をご確認ください。
引き出しの筐体の板金加工を完全自動化
引き出しの筐体は曲げの工程数が多く、プレスブレーキではどうしても材料の出し入れが多くなってしまいます。
パネルベンダーを活用して引き出しの筐体を加工する工程を完全に自動化した「実際の様子」を公開します。